主婦の節約方法について考えた時まず先に思いつくものが家計簿です。節約すると決めても、目標やお金の支出をしっかり把握していないことには節約は始まりません。ネットの調査では家計簿をしっかりとつけ、家計収支を記録している主婦は65%ほどです。約2/3の人が家計簿をつけていることがわかります。
もちろん家計簿をつけていなくても、今はもっとわかりやすいアプリや、また違ったお金の管理、把握の仕方もそれぞれの人によってあります。しかし、やはり収支はしっかりとつけて、可視化することで節約効果がさらに向上します。ダイエットと同じで数字が見えないと効果の実感もわかりづらいです。
・数字がわかることで夫婦で収支の共有が行える
・月ごとの推移から翌月以降の支出も予測でき計画性が持てる
・どの部分にお金がかかっているかを把握することで節約へ近道ができる
普段の生活消耗品など、数百円単位の金額は一見小さい数字なのでお金を使ったことが実感しづらい部分ですが家計簿をつけることで、この数百円の出費も明確になり月の支出で見た場合数百でも数千円単位になるはずです。どんぶり勘定からしっかりとした必要支出が来月も必要になることがはっきりとわかります。
家計簿は、まずは細かい数値を全部とることにこだわらず、光熱費や食費、通信費などの項目をつくり振り分けていきましょう。食費は1日の最後に思い出していくら使ったかを記録することをおすすめします。1日くらいであればお金を利用した際に都度都度メモを取らなくても、簡単に思い出せますので。
目次
今すぐできる主婦の節約方法
節約方法といっても多種多様です。その中でもすぐに節約できる節約術をご紹介していきます。
- 食費
- 通信費
- 光熱費
- 住居費
- 日用品
- 保険料
- 簡単な貯金術
1.食費
まずは、主婦の節約方法の基本である食費です。ブログなどでも食費の節約術はたくさんとりあげられるほど基本でかつ重要な節約方法となります。
1週間分の食材をまとめて買う
食材をまとめて買うメリットは、メニューにこだわって料理を考えるとどうしても割高になってしまいます。そこで先にまとめて食材を買い、それを期間内に使いきってしまう方向でメニューを考えていきます。メニューにこだわりを持たないことで購入した食材使い切るメニューに切り替えます。
そうすることで、無駄な追加食費を抑え、食費をコントロールすることができます。また、いままで作ることのなかったメニューにも手を伸ばす機会にもなり料理の幅も広がります。
旬の食材を使う
食材で特に野菜などは旬の食材が安く売られている傾向にあります。理由はその時期に気候などに合わせて多くとれるからです。逆に育てづらい野菜は数が少ないので高くつく傾向にあります。
2.通信費
携帯電話を格安SIMへ
携帯はやはり格安SIMへの移行をおすすめします。現在選択の幅は10社以上にも及び、各社間でも価格競争がありかなり底値に近づいている状態です。現状6,000〜7,000円の料金であれば、プランにもよりますが毎月4,000円前後の節約になります。
電話番号も引き継ぐプランに変えてもヘビーユーザーでなければ2,000円前後で問題なく利用できます。
光回線インターネットの乗り換え
自宅などで固定で利用している通信費用を抑える方法として利用中の携帯電話とのセット割があります。
3.光熱費
光熱費は、普段の生活習慣で変えることができるものから、根本的に節約することができるものまで方法は多様にあります。
同じ部屋で過ごすことで電気を節約
部屋がたくさんあったとしても、同じ部屋で家族が多くの時間を過ごすことで電気代を節約することができます。一人一人が部屋に分かれることで単純に部屋の電気が人数分に倍増します。特にお子さんが多い家庭などはできるだけ同じ部屋で生活できるようにしましょう。
お風呂のガス代を節約
お風呂は追い炊きを多用することで多くのガス代を使います。温度を変えずに節約するために、まとまった時間にお風呂に続けて入るようにしましょう。
揚げ物は家では作らない
揚げ物は、油の温度を上げるためのガス、油、材料費など、調理にかける費用が高くつきます。そのため、スーパーなど安いお店で買ってくることでコストならず時間までも節約することが可能です。
4.住居費
家賃は固定費となり、月々変動することはないと思っていませんか?引っ越しをする際に入居する前に家賃交渉を試みるのは当たり前ですが、実はそのあともチャンスはあります。それは、賃貸更新の時です。賃貸更新は、借り手が実は有利なのです。
大家さんも借り手がいなくなった場合、仲介業者へまた依頼するため費用や手間が発生します。それならばこれをチャンスと考え数千円の交渉もありかと思います。実際にまわりで交渉により2,000〜3,000円下がった話は聞いたことがあります。交渉には同じフロアの家賃などの情報があればより下げやすくなります。
5.保険料
生命保険など、初めに入ったはいいけど、今の環境を見直して再度自分にあった保険の見直しが有効です。また火災保険も本当に必要なプランはどれかを見直すことも重要です。また、保険料は銀行引き落としではなくカード払いが可能であればカード払いをおすすめします。
カードで支払うことにより、カードの還元ポイントなでさらに年間1,000円以上還元が見込めます。
6.簡単な貯金術
貯金といえば、代表的かつ簡単なものが500円玉貯金です。500円玉貯金はかなり昔からありますがおそらく最後まで貯めきった人は少ないでしょう。大人になれば500円玉であればすぐに貯めることは可能です。
ポイントは以下です。
- 理想を設定
- 目標を決める
理想は、お金を貯めた後のイメージです。ただ貯めるだけではなく何に使うかというところです。それがないがために、ある程度貯まると使ってしまおうとなり、溜まりきらずやめてしまう傾向にあります。また目標を設定することでいつまでに貯めなくてはならないのかということがはっきりわかります。
挫折しがちな人はこの目標設定がされていない為、継続できない傾向にあります。
まとめ
主婦の節約方法は、いろいろな方法があります。その一歩として、家計簿/収支の把握が必要です。それを元に出費の多い項目から節約を始めることをおすすめいたします。