・ガス料金の節約方法の一例
・ガス会社の見直し(都市ガスからの乗り換えは実際どうなのか)
今回の節約術もすぐにでも実践でき、実感できるものばかりです。
上記にもある通り、ガスに焦点を当ててありますので「ガス代が高くなった!」と思った方は参考にしてくださいね!
ガス料金の節約方法
電気自由化と同じように、ガス会社も自由に選べることができます。
ガス会社を変えることでガスの料金が安くなる可能性がありますが、もちろん例外も存在しますので、今回はそちらも含めて説明していきます。
また今回のご紹介をする上で知っておいてほしいことがあります。
皆さんはプロパンガスとLPガスの違いってわかりますか?あまり詳しく記載すると長くなるので割愛しますが、LPガスは“液化されたガス”の総称になります。ただ、ご家庭のLPガスにはプロパンが多く含まれているためプロパンガスという“別称”が広まっているわけです。
つまりプロパンガスとLPガスは同意語、ということですね。ちなみにお住まいにガスボンベがあればプロパンガス、なければ都市ガスを利用中になります。
なので、LPガスをご利用中の方でも今回の節約術は利用できますので安心してください!
ガス代節約の超カンタンなはじめの1歩は、お風呂!
ガス代で結構かかるのが、何といっても「お湯」です。ではどこで「お湯」を使うのでしょうか。
思いつくのは「お風呂」「洗い物」でしょう。
ではお風呂でどのように節約していけばいいのかご紹介していきます。一人暮らしでも、二人暮らしでももちろん節約できます!
・追い炊き回数の削減
追い炊き一回の削減で、年間7000円程の節約になるそうです。
・シャワーを一日1分短くする
これだけで年間約2300円の節約!17分使うと浴槽一杯分(約200L)になるそうですよ。
・お湯の温度は上げすぎず、適温でお湯張りを
設定温度は何度ですか?42度で十分ですよ。入る直前に貯め終わるようにしましょう。ちなみに設定温度を高くし、水で調節して水圧を上げるのは悪手中の悪手です。
これは給湯器にも言えることになり、給湯器がご家庭にある場合
・洗い物はまとめてやる
最初は水を張った桶などに入れて置き、溜まった所で全部洗います。
ただ一人暮らしの場合は溜まるまで置いておくと衛生上良くないのでお勧めしません。
・洗い物の時だけ温度を下げる
洗い物の時は意識して給湯器の温度を下げましょう。
・お湯を出しっぱなしのまま洗わない
基本的にはお湯を止めて洗い物をし、最後に全部流しましょう。
ガス会社の見直しで節約?
現在契約しているガスがプロパンガスであるなら、ガス会社を変えることで安くなる可能性があります。なぜならプロパンガスはガス会社が『任意に料金を決められる』からです。
プロパンガスから切り替える場合
・別のプロパンガス会社へ切替
基本料金等安い方がいいですよね。
ガス会社比較検討サイト
ガスは複数の会社がサービスを行なっているため、本当に自分の環境にあったガス会社をどこで探していいかわからない場合は、料金やエリア、キャンペーン内容などをまとめて比較しているサイトを参考にして決めて見るのも良いでしょう。
ガスチョイス
ガスチョイスサイトへ
ガスチョイスは、ガス会社プランを無料で比較でき1番安いガス会社を見つけられます。またWEBから指定条件のお申込みなら「最大で30,000円の現金キャッシュバック」あります。
ガス屋の窓口
ガス屋の窓口サイトへ
ガス屋の窓口は、プロパンガスの診断見積もりサイトです。WEB上でプロパンガス料金の診断・一括見積を行い検討者の条件にあったガス会社を案内するサービスです。80,000世帯の実績があります。「カンタン&無料」で縛り契約も無いので安心です。最大で年間50,000円以上もガス料金節約と、わかりやすいメリットも特徴です。
エネピ
エネピサイトへ
エネピは、ガス屋の窓口同様にプロパンガスの一括見積りサイトです。全国各地で優良なガス会社と提携しており、検討者に価格面はもちろんのこと安心や信頼といった部分でもメリットがあります。ガス会社を切り替えることで、年間で5万円以上節約出来る場合もあり、ユーザーのメリットも非常に大きいです。
・都市ガスに切り替える(ただ費用が30~40万程かかるそうです)
都市ガスから切り替える場合
・火力が欲しい場合
基本的には都市ガスの方が安くなっていますが、例えば飲食店経営などで高火力が欲しい場合は話が別。使用量が多くなるので“従量単価”が安くなるケースがあります。
・集合住宅賃貸では切り替えが難しい
基本的にはオーナーさんが何らかの理由で契約しています。設備代とか、契約期間とか。変えるためにはオーナーさんの許可が必要になるので都市ガスからの切り替えは無理かも・・・
ではなにを目安に切り替えを検討すればいいのでしょうか。
・単位料金を算出する
プロパンガスの請求書には“請求額”と“使用料”しか記載されていない場合が実は多いんです。
単位料金を計算するなら、およそ1500円が基本料金だと起算し、
(請求額‐1500)/使用量=単位料金
で計算でき、この単位料金が600円を上回るようであれば、乗り換えを考えた方がいいです(基本料金はガス会社によって異なります。問い合わせてみましょう)。
ちなみに一人暮らしでの毎月のガス代は2,000円~3,000円程。二人暮らしだと4,000円程度が平均だと言われています。
ですが、電気と同じように・・・というわけにはいきません。集合住宅に住んでいる場合、そう簡単にはガス会社を変えられないのです。
というのも、契約自体は大家さんがしていて、“最低契約年数”というものがあるからなのです。平均は15年と長いものになり、それ以前に契約を変えようとすると違約金のような料金がかかるとのこと。
実は筆者もアパート住まいで大家さんに相談したところそういわれました(ガスの基本料金は教えてくれました)。
ムキになり調べるとどうやら本当の様子。ガス会社を変えるためには、住民の署名などが必要(個人の意見では通りづらい)。電気のように、部屋ごとに変えるといったことができないのです。
まとめ
・ガス会社の見直し(単価を下げる)
都市ガスのガス料金(30m3/月の場合):平均5,000円位
プロパンガスのガス料金(15m3/月の場合):平均10,000円位
→切り替えられない場合は節約しかない!
・お風呂・キッチンで節約!
→とにかく使用量を減らす!
いかがでしたか?一人暮らしの方はもちろん、二人暮らしの方も参考になりましたか?
節約とは基本的には「意識すること」です。今回の記事も一例に過ぎません。節約できればその分他の事に投資できます。意識せず節約できるようクセをつけましょう。