食費節約に欠かせないのは安い料理で食材費を抑えることです。メニューやレシピの工夫次第で安い料理でも美味しく健康的な献立を作ることはできるのです。一人暮らしでも家族4人暮らしでも二人暮らしでもそれぞれにあったレシピを整えることができます。
食費節約の為の安い料理(食材)とは
食費節約に、一番効果がある節約方法といえば食材の節約です。しかしただ、闇雲に安い食材だけを買い集めればいいというわけではありません。食材選びにも目的が必要です。
- 価格が安定している食材
- 献立の応用が効かせられる食材
- 味の個性が強すぎないもの
- 味に飽きのこない食材
- 価格が安い食材
ただ安いだけではなく、ある程度の料理に使いまわせ、長期保存が効く利便性が高い食材です。また、価格の安定している食材は通年をとおして手に入りやすい食材でもあります。
食費節約になるオススメ食材
上記で触れたポイントに踏まえた食材とその食材を活かしたメニューをこれから紹介していきます。
もやし
もやしといえば、節約食材の代表格です。通常20円〜30円台(300g)で販売されていており、セールなどで一時的に10円前後まで値引きされることもあります。もやしの良さは、低カロリーでかつ栄養が豊富。
他の野菜に比べ、タンパク質が多く発芽により豆にはない新たな栄養素が生み出されます。 栄養素は、ビタミンB群・C・カルシウム・鉄分・カリウム・食物繊維を含んでいるほか、アミノ酸の含有量も発芽により増加します。そして炒めものや味噌汁など応用が効く便利な食材です。デメリットは日持ちが悪いこと。
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ツナの缶詰
価格はスーパーなどで1缶おおよそ90円台です。ツナの缶詰はその形状から開ける前なら長期保存が聞きます。開けてしまうと4〜5日以内に食べきった方が良いです。ツナは、利便性がよく調理せずともそのままで食べることができ、サラダにも相性がとてもよいです。
ツナ缶はタンパク質、ビタミンK、ナイアシン、ビタミンE、脂質、ビタミンB12が多く含まれます。
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糸こんにゃく
糸こんにゃくは、ダイエット食材としても重宝されるメニューです。糸こんにゃくは価格も安い上にボリュームもあり満腹感を得られます。また価格も安定している食材です。しらたきもこんにゃく同様で、食材の約97%が水分となり低カロリー、グルコマンナンという食物繊維を含んでいます。
こんにゃくは水分を維持しつつ、体内をとおり腸内を通過することにより、便秘に悩む人の解消に役立ちます。と、こんにゃくの成分やメリットについて説明いたしましたが、万能なメニューとしては、煮物であれば肉じゃがやすき焼き、ダイエットメニューとしては、通常麺を使用する代わりに糸こんにゃくで代用できます。
パスタやラーメンの代わりにおすすめです。
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大根
大根は、一本100〜150円前後で購入可能な安価でポピュラーな野菜です。大根は葉の部分も調理可能で大変役に立ちます。大根にはビタミンA、ビタミンC、ビタミンK、カルシウム、食物繊維、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼが含まれています。
大根の保存期間は、冷蔵保存の場合1週間〜10日ほど保存可能です。切った大根の保存期間は約4〜5日となります。切った断面から乾燥していくため、通常保存に比べ期間が短くなります。大根は煮物、汁物、漬物などレシピ食材として事欠かない万能な食材です。
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キャベツ
キャベツは1玉120円前後で購入可能な安価で万能な食材です。キャベツは、汁物、粉もの、炒め物や、ラーメンなどにも入れて使えます。栄養素は、ビタミンU(キャベジン)、ビタミンC、ビタミンK、カルシウムが含まれています。
キャベツは胃腸を守り、免疫力を高める効果を持つとも言われています。保存期間ですが、キャベツは冷蔵保存で2週間ほど持ちます。切ってしまうと切り口の変色が進むので使用する際は、必要な部分の葉を剥がして使いましょう。
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白菜
白菜は、1玉おおよそ160円前後で買うことができ、1/4サイズでは80円前後で買うことができます。白菜の主なレシピはヘルシーでコスパの良いミルフィーユ鍋や、漬物、サラダ、汁物など万能です。白菜の栄養素は、白菜自体ほぼ水分となり比較的カリウムやカルシウム等のミネラルが豊富です。
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白菜と豚肉のミルフィーユ鍋
食べだしたら止まらない!やみつき白菜
まとめ
食費節約を優先するためには安い食材を活かす食材選びが重要です。安い食材でつくる料理なので味や出来上がりが満足いかないと思いがちかもしれませんが、素材をしっかり理解しレシピを組み立てることで、栄養素も取り入れた美味しい献立を作ることができます。
第一弾は代表的な食材について記事にしておりますので引き続き第二弾の記事にてその他の食材を使った料理をご紹介していきます。