電気節約!照明はつけっぱなしが効果的?LED・蛍光灯比較

電気のつけっぱなしはムダなのか?意外と知られていない電気代の実態

部屋の電気をつけっぱなしにしてしまうということはよくあるんではないでしょうか。もったいないなとは思うけれど、実際いくら無駄になっているのか、即答できる人はあまりいないのではないでしょうか。

電気代以外であれば、出費があればその金額感で使い過ぎとかまだまだ大丈夫かなといったことを判断できるかと思います。ですが、電気代の場合、電気を使いながら金額を把握することは難しくあります。

電気をつけっぱなしにすることで、どれくらいの消費に

ご家庭でお使いの照明器具が古いタイプのであれば、およそ1時間あたり3円くらいになると覚えておきましょう。

東京電力で従量電灯Bという一般的な契約をしている家庭で、100Wの白熱電球を1時間つけっぱなしで3円くらいになります。よくある8畳用のシーリングライトでスリム蛍光灯が2つ使われている天井照明だと電気代として2.6円くらいになります。

LED電球に替えると、電気代が年間3万円の節約に

1時間つけっぱなしにしたとしても電気代として約3円程度。思ったよりも安いなと思った人も多いのではないでしょか。節約の観点からいいますと、つけっぱなしはもちろんダメですが、そもそも白熱電球という古いタイプの照明器具を使っていることの方が問題です。この古いタイプの照明が電気代を食っているので、これを見直した方が節約になります。

電気代のシミュレーション

2LDKのご家庭で考えてみますと、蛍光灯シーリングライト(86w)が部屋とキッチンに計3つ、玄関と廊下とトイレと風呂場に60Wの白熱電球が計5つ設置されていると仮定します。このご家庭の、照明で使う分としては合計して558Wになります。これを8時間つけっぱなしだとして、1ヵ月の照明にかかる電気代は、約4,017円/月ということになるになります。

  • (蛍光灯86w×3)+(白熱電球60w×5)=558W
  • ((558W÷100W)×3円)×8時間×30日=4,017円

電気代のかかる電球順に並べると白熱電球→蛍光灯→LED照明になります。たとえば60Wの白熱電球と比べた場合、同等のLED電球だと1時間あたりの電気使用量は7.2Wほどになります。LED電球に替えるだけで、白熱電球の8分の1以下の電気使用量になるのです。

先程のご家庭の照明をLEDに替えると、約1,296円/月となり電気代が激減します。

  • (蛍光灯40w×3)+(白熱電球30w×5)=270W
  • ((270W÷50W)×1円)×8時間×30日=1,296円

古い照明器具をLEDに替えることで1ヵ月約2,700円もの金額が安くなります。年間で考えるとは3万円弱もの電気代がお得になります。年間でこれだけの節約効果があるのならば、LEDに替えたいと思うのではないでしょうか。

LED電球のデメリットに注意

古い照明器具をLEDに替えることで電気代が安くなることが分かり取り替えようとしているかと思います。ただ、LED電球にもデメリットがありますので注意が必要です。

デメリットの1つとして、LED電球の購入価格が高いことです。白熱電球であれば1個100円程度で買えてしまいます。それに対してLED電球であれば、大手メーカーの60Wタイプで1個1000円前後かかってきます。電気代は8分の1になるLED電球でも購入価格としては10倍になります。

白熱電球の寿命として一般的に1,500時間程度といわれています。それに対してLED電球は40,000時間もつといわれています。購入価格が高額でも、電球の寿命が長いなら時間あたりの単価がお得になります。なぜならLED電球が寿命になるまでに白熱電球が27個必要になるからです。つまり白熱電球であれば2,700円分必要になってくるからです。

もうひとつのデメリットとしてLED電球の寿命があります。40,000時間という寿命ですが、取りつけてみたら寿命分も持たず点かなくなったとい事例がでています。なぜこんなことが起こるのかといいますと、LED電球の発光部の寿命は確かに長く切れるということはありませんが、基盤の部分が壊れてしまい電球がつかなくなってしまうのです。電球の根本の電源部分は高温になりやすく、そのため基盤にあるコンデンサが壊れたりしてしまうわけです。

たとえば1年でつかなくなるLED電球ですと、1日8時間程度の点灯で、寿命としてはおよそ3,000時間程度になります。10倍の購入価格で買ったのに寿命が2倍くらいにしかならないと考えてしまうかと思います。LED電球の品質が良くなるまで待ったほうがいいのかと…

LEDに換えるのをためらってしまうなら

寿命の短いLED電球ですが、年間3万円もの電気代が安くなるとしたら、たとえ1個1,000円のLED電球が故障して全部取り替えたとしてもトータルで考えると安いことになります。とはいえ、取り換えるための出費が割とかかるだけにもったいないなという気がしてしまうと思います。そこで電気代を抑えつつ購入の費用が節約できるおすすめしたい案があります。

それは、LED電球の代替えとして蛍光灯を選ぶことです。蛍光灯はLED電球ほどではありませんが電気代が白熱電球の5分の1に抑えることができます。購入価格としても500円以内と比較的割安だと思います。

一般的に、蛍光灯の寿命として6,000時間程度といわれています。蛍光灯を作る技術は、歴史の浅いLEDと違って成熟しています。よっぽどでなければ、蛍光灯であれば数年使用することができるはずです。購入頻度が低ければ初期投資も低くなるため、蛍光灯のほうがLEDを導入するよりもハードルが低いかと思います。

上記の条件は、電球の場合ですので、シーリングライトの場合は別です。蛍光灯タイプのシーリングライトがもう売られていないからです。蛍光灯型のシーリングライトが古くなりましたら、LEDのシーリングライトに取り替えるようにしましょう。

LED電球へ切り替えることで電気代を安くすることができますが、初期費用が割とかかってきますので、まずは段階的に取り替えていくのはいかがでしょうか。白熱電球から蛍光灯に、そしてLEDの技術が成熟してきて値段も落ち着いてきたら取り替えてみるのもおすすめです。