電気代節約!アンペア数の変更で安く使えるメリットとデメリット

総務省の統計情報によてば、二人暮らしの家庭の電気代の平均は、9,800円程度になるそうです。平均よりも電気代がかかっている場合には、節約してできるだけ下げていきたいですよね。

そこで今回は、電気代の節約について紹介していきます。

2人暮らしにおすすめな電気代の節約方法

契約アンペアを見直す

契約しているアンペア数を下げて電気料金の基本料金を安く節約するという方法があります。

そもそもアンペア数というのは、家庭で一度に使うことができる電力の最大量になります。契約している電力会社とのアンペア数が大きくなればなるほど基本料金は高くなることになります。ですが、多くの電力を同時に使ったとしてもブレーカーが落ちなくなります。今回は、増やして沢山使えて安心ということではなく、減らして節約するということです。

そこで出てくる疑問としては、契約アンペア数を見直すためにはどうすればいいのか?ではないでしょうか。

簡単です!アンペア数を下げるためには、大きな電力を一度に使わない工夫をすればいいのです。

まずは、どんな家電が電力を使うか知る必要があります。下記の表を参照してみましょう。

電気機器 アンペア数
電子レンジ 15A
アイロン、卓上IHクッキングヒーター 14A
ドラム式洗濯乾燥機(乾燥時)、食器洗い乾燥機、炊飯器(5.5合炊飯時) 13A
ヘアドライヤー(強) 12A
掃除機(強) 強:10A 弱:2A
電気カーペット(3畳用) 8A
エアコン 6.6A
こたつ(強) 5A
冷蔵庫(450Lクラス) 2.5A
液晶TV(42型) 2.1A
照明(電球形蛍光灯) 1A

上記の表を見ていただけると分かるように、家電の中でそれだけで10アンペアを超えてくるものがあります。例えば、朝食や洗濯、掃除に必要な家電が朝に重なってきて大きな電力を使うことが分かると思います。

時間を分散して家電を使う

  • ご飯を炊く時間をずらす
  • 炊飯と調理を同時に使ってしまうともうそれだけで、電力量は大きくなってしまうんです。それを避けるために、炊飯器にあるタイマーを使って被らないように時間をずらしましょう

  • ドライヤーの消費電力は大きい
  • ドライヤーは、電力を大きく使う家電のひとつです。出来る限り他の家電と使用時間がかぶらないようにしましょう。

  • 家事の時間帯をなるべく分散する
  • 出来る範囲でいいですが、洗濯や掃除、料理(炊飯)といった家事にかかるタイミングを分散させるようにしましょう。

大きな電力を一度に使わないように工夫することで、アンペア数を下げることが可能になります。

東京電力の管轄内で、50アンペアから40アンペアに切り換えますと基本料金としては月に281円安くなります。年間だと3,372円もお得になるわけです。アンペアを変更するのはとても簡単です。契約している電力会社に問い合わせをすれば無料で換えてもらえます。

電力会社を切り替える

アンペア数を下げることで節約はできますが、電力会社を切り替えて簡単に電気代を下げるという方法があります。電気の品質や停電といったリスクもなく、料金を下げれるのが電力自由化の特長になります。

電力会社の切り替えは簡単

電力会社の切り替えは本当に簡単です。

申込み方法としては、電力会社によって変わってきますが、公式サイトから申し込むパターンと電話で申し込むパターンがあります。申し込み内容としても、口座番号やクレジットカードといった支払い方法と検針票の情報を伝えれば申し込めます。申し込みが完了しますと電力メーターからスマートメーターへと交換になります。ちなみにこの工事は10分程度で完了します。気になる料金ですが、無料ですので安心してください。もちろん工事の立ち会いも必要ありません。

解約について

電力会社の解約は、電力会社を切り替えれば自動で解約も成立します。新しい電力会社が代わりに解約してくれるからです。新しい電力会社に申し込めば、あとは何もしなくていいのです。

新電力に切り替える場合には、解約金は発生しませんが、新電力から新電力に切り替える場合には、解約金が発生する場合がありますので注意が必要です。

その他の電気代節約

電力会社の切り替えと併用することで電気代がお得になります。

家電の使用方法を見直す

努力する必要がありますが、家電の使い方を見直すことで節約することができます。

エアコン

電気消費量の高いエアコンですが、正しく使うことでかなりの節約効果が見込まれます。

  • 窓の断熱効果を狙う
  • 冬場は特にですが、外気温と設定温度の差が大きくなるため、エアコンの電気使用量が増えることになります。そんなときに効果的なのが、窓の断熱をすることです。

    どうすればいいのかというと簡単です。カーテンを閉めればいいのです。外に逃げる熱を防ぎ、エアコンの効率が上がることになります。

  • 電源のこまめなオンオフは逆効果
  • エアコンが一番電力を使うのは、設定温度と室内温度の差が開いたときにその差を埋めるときに消費します。エアコンを頻繁につけたり消したりしますと室内温度が上がったり下がったりして、差が広がってしまいたくさんの電気を使ってしまうのです。

  • 設定は自動運転を使う
  • あまり知られていませんが、エアコンで一番電気代がかからない運転方法は自動運転になります。弱運転で運転するよりも、自動運転で一気に室温を設定温度にしてしまったほうが電気代はかかりません。自動運転機能は、まず室温が設定温度になるまでは強風運転をして、そのあとは微風運転になり、一番電気代がかからない方法で動いてくれます

冷蔵庫

冷蔵庫の節約方法としては、まずドアの開け閉めになります。ドアを頻繁に開けてしまいますとその度に冷気が逃げてしまい、冷蔵庫内を再度冷やすために電力を消費してしまいます。また、設置方法の見直しでも節約効果があります。冷蔵庫と壁や棚の隙間がない状態だと冷蔵庫の放熱がうまくできずに余計な電力を消費してしまうのです。放熱スペースを確保するようにしましょう。ちなみに環境省の公式サイトでは、5cm以上離すことを推奨しています。

冷蔵庫内の温度を季節によって調整することも節約効果が見込まれます。できるだけ夏は中に設定をして、冬は弱に設定するようにしましょう。

冷蔵庫の中身がパンパンに詰まっている状態ですと、冷気がうまく循環しないために冷やすことができず電力が増えてしまいます。また、冷蔵庫内の見渡しが悪くなるために、ドアの開閉時間が長くなる要因にもなりますので整理整頓は常におこなうようにしましょう。

炊飯器

ご飯は、少ない量を何度も炊くよりもたくさんの量を一度に炊く方が節約になります。そこで余った分は、タッパーやラップに包んで冷凍するようにしましょう。長時間の保温は電力消費するだけですし、ご飯の味も落ちてしまうので、できる限り保温は切るようにしましょう。

洗濯機

少ない量を数多く回すよりもたくさんの量をまとめて洗う方が節約になります。とはいえ、詰め込み過ぎは注意が必要になります。故障の原因にもなりますし、洗濯の効率も落ちてしまうからです。

効率を良くするために、水を吸って重くなるタオルなどは下にして、軽いものである下着や靴下などを上に入れて洗濯するようにすると回転がしやすくなりますので節約につながります。

食器洗い乾燥機

洗濯機と同じですが、少量を何度も洗うよりまとめて洗う方が節約になります。食器洗い乾燥機で電力をたくさん使う機能として食器を乾かす乾燥があります。可能であれば、この機能を使わずにふたを開けて自然乾燥で対応するのがいいでしょう。

テレビ

特に見たいテレビもなくただつけているだけにしている場合もあるかと思います。テレビでの節約は、こまめに電源を切ることになります。また、音量を下げたり画面の明るさを抑えたりすることでも節約効果が見込まれます。

掃除機

掃除機の設定には強と弱がありますが、消費電力の差にも大幅な違いがでてきます。軽く掃除する程度であれば弱で十分です。部屋の汚れによって使い分けるようにしましょう。

また、フィルターの汚れは吸引力の低下を招いてゴミを吸いきれなくなります。結果、長時間掃除機を使うことになり電力を大量に消費してしまいます。効率よく掃除するためにも、フィルターもこまめに掃除しましょう。

トイレ

便座の保温機能ですが、これをつけっぱなしにしていますとずっと電力を消費していることになります。保温機能をできるだけ使わないようにして、便座カバーなどで代用するようにしましょう。

保温機能を使う場合には、温度を保つためにもふたを閉めるようにすることで節電効果が見込まれます。

浴室乾燥機

濯物を乾かすために便利な浴室乾燥機ですが、消費電力が大きいので頻繁に使ってしまうと電気代がかかってしまいます。どうしても必要という時以外はできるだけ使わないようにして、節約のためにも自然乾燥させるようにしましょう。

待機電力をカットする

家電は、電源をつけていない状態でもコンセントをさしているだけで電力を消費してしまいます。頻繁に使わない家電であれば、極力カットするようにしましょう。

解決方法としては、電源タップを使うことでコンセントを抜き差しをしなくてもよくなります。電源タップを使う場合には、スイッチで切り替えができるものにしましょう。

ただし、電源タップに向いているのは、頻繁に使わない家電に対してです。テレビやレコーダーに対してコンセントの抜き差しをしてしまいますと、都度、番組表といったデータを受信をしてしまうので、たくさんの電力を消費することになりますので、注意しましょう。

10年以上たっている家電の買い替え

最新の家電は、省エネ化がかなり進んでいますので、新しいものに買い替えるだけで大幅な電力の削減につながります。10年以上使っている家電は買い替えることを検討しましょう。

ただ、新しい家電に買い替えることで電気代の節約になりますが、購入のための費用がかかってしまうのがデメリットです。最初にかかる費用と将来の節約費用とを比較検討して購入を検討するのがいいでしょう。

2人暮らしで電気代の節約に必要なこと

月々の電気使用量と料金を2人で把握する

そもそも電気代を節約したいと思っても、一緒に住む人が協力してくれない状況ではいつまでたっても節約できません。節約するために必要なことは、月々かかる電気代と使用量を2人できちんと把握するということです。

家計簿のように毎月の使用量と電気代を管理しておくのが理想ですが、しんどい場合には、目の届くところに検針票を貼っておくといいでしょう。毎日見ることで電気代に対して意識付けができるでしょう。

生活サイクルをあわせる

2人の生活サイクルを合わせることで節約効果が高まります。起きてると電気を自然に使ってしまいますので、就寝のタイミングを合わせるといいでしょう。早く寝れば寝るほど、電気代を節約することができます。

ただ、節約のために早く寝るというのは、多少無理もありますので、まずは2人で話し合ってベストなタイミングを見つけるようにしましょう。

まとめ

今回は、2人暮らしにおける電気代の節約方法を紹介していきました。どの節約もそうですが、電気代の節約も同じでなるべく無理なく継続しておこなうことです。

まずは、家電の使い方を見直して使用量を減らすことができたら、アンペア数を下げるようにしましょう。基本料金が下がれば、あとは、使い方を頑張るだけでより節約効果が高まります。