契約しているスマホのデータ通信量がプランの上限を超えてしまい通信制限がかかり動画が途切れたり止まったりしたことがある人も多いかと思います。スマホを快適に使うためにも通信制限は死活問題です。もし制限がかかってしまいこの制限を解除するためには、追加料金を支払わなければいけません。
この通信制限を避けるためにも、スマホの通信量をできるだけ節約したいと考えるはずです。通信量の節約を可能にするのがWi-Fiなんです。別の言い方として無線LANとも言われています。スマホを使うときにこのWi-Fiを通してインターネットが使うことができます。
また、駅やカフェ、コンビニといったエリアでWi-Fiが使えるようになっていますが、そのエリアをWi-Fiスポットといい、このエリアであればスマホの通信回線を使わずにWi-Fiを使ってインターネットに接続できます。このWi-Fiを上手く使うことで、スマホの通信量を気にすることなく、外でも家でもWebサイトや動画を快適に楽しむことができます。
目次
Wi-Fiとは
Wi-Fiとは無線LANの規格名称になり、無線LANとほぼ同じ意味合いで使われています。LANケーブルなしでスマホやパソコンなどをインターネットに繋ぐことができる技術になります。ケーブルに縛られることがないので、日々の生活を便利にしてくれる技術になります。
そして、Wi-Fiはスマホの回線よりも通信速度が速いこともあり、動画の再生やデータ量が多い場合などWi-Fiを通じてインターネットをすれば快適です。
便利なWi-Fi対応製品
Wi-Fiが使えるのはパソコンやスマホだけではありません。タブレットはもちろんゲーム機やデジカメ、多くの家電がWi-Fiに対応しています。
- エアコンやレコーダー
- デジカメ
- 冷蔵庫
スマホのアプリを使うことで、外から帰宅時間に合わせてエアコンの設定や調節を遠隔操作にてオンオフすることができます。レコーダーといった映像機器でも、番組の録画予約を外から行うことができます。さらに、録画した番組をスマホやタブレットで再生することもできます。
Wi-Fi対応のデジカメやSDカードを使うことで、デジカメで撮影した画像をスマホに転送することが可能になります。撮影するのと同時に画像をインスタやTwitterといったSNSへ投稿できたり、友人に送ったりすることもできます。
Wi-Fiに対応したカメラユニットを搭載した冷蔵庫内が発売されています。食材の買い出しに行った際にスマホでチェックすることで、冷蔵庫にある材料チェック出来るので余計な物を買わずに済むので便利です。
家の無線LANにスマホを接続
ご自宅で既に無線LANを使っているのであれば、スマホでも使わない手はありません。もし、無線LANの環境が整っていないのであれば、無線LANが対応のルーターを購入したりレンタルすることで、ご自宅でもWi-Fiが使えるようになります。
スマホをWi-Fiにつなぐためには設定が必要になり、基本的に最初に一度設定すれば、次からはWi-Fi機能をオンにしておけば、ご自宅の無線LANが届くエリアに入るだけで自動的に接続されます。
無線ルーターの「SSID」と「暗号化キー」が必要に
無線LANルーターの裏側や底面に「SSID」と「暗号化キー」が記載されているラベルが貼られています。「SSID」がWi-Fiを識別する名前になり、「暗号化キー」が接続するためのパスワードになります。
スマホを無線LANに接続(※iPhoneの場合)
- STEP.1
「設定」から「Wi-Fi」を選択する
- STEP.2
Wi-FiをONにして、一覧からご自宅のWi-Fi名(SSID)を選択する
- STEP.3
パスワード入力画面で「暗号化キー」を入力する
iPhoneでWi-Fi接続する方法
AndroidでWi-Fi接続する方法
パスワード入力のときは、大文字や小文字の違いに気をつけましょう。もし無線LANルーターの設置時にパスワードを変えた場合は、普段接続しているパソコンや接続機器から確認するようにしましょう。接続が上手くいけば、スマホ画面の左上にWi-Fiマークが表示されますので、Wi-Fiに接続できているということになります。
※スマホの機種やバージョンによっては、操作方法が異なります。
外でもWi-Fiが使える!公衆Wi-Fiスポットを活用
街中にある公衆Wi-Fiスポットを活用することで、外でも簡単にデータ通信量を節約することができます。
たとえば、大手3キャリアであるドコモやau、ソフトバンクですと、駅や空港といった公共施設や大型商業施設、飲食店などに公衆Wi-Fiサービスを無料(※利用するのに月額料金が発生する場合があります)で提供しています。利用可能なエリアには、各社のオリジナルステッカーが貼られていますので、どのキャリアが該当するのか簡単に判別できます。こうした公衆Wi-Fiを活用することで、外でもスマホやタブレットを快適に利用できるはずです。
Wi-Fiスポットを探す無料アプリ
近くにWi-Fiスポットがあるか探してくれるアプリがいろいろありますので参考にしてみてください。
- Japan Connected-free Wi-Fi
- タウンWiFi
- Datally
- Wi-Fiミレル
- osmino Wi-Fi
コンビニ・空港・駅……ワンタップで至る所のWi-Fiスポットに接続!
街中のWi-Fiに自動で接続! もうこれで、通信制限とはオサラバ
データ通信量削減。Google提供のデータセーバーサービス
特に電波の良い位置を把握して、ゲームもSNSも快適に!
無料Wi-Fiスポットは見逃さない!いつでもどこでも高速インターネット
公衆Wi-Fiの注意点
街中に公衆Wi-Fiのエリアが増えてきて便利になる一方ですが、注意も必要です。なぜかといいますと、個人情報が盗み見られてしまう事例が出ているからです。被害者になる前に以下のことに気を付けましょう。
不明なアクセスポイントには接続しない
利用しようとするアクセスポイント名をきちんと確認しましょう。不審なアクセスポイントは、もしかすると個人情報を盗み見ようと発信しているものかもしれません。接続してしまうと情報が筒抜けになってしまう危険性があります。
接続するならカギのかかったWi-Fiポイント
公衆Wi-Fiに接続する際にパスワードが必要なく、カギなしのスポットが存在します。このポイントは誰にでも使える反面、誰からも見られてしまう危険性があります。
知られていいものだけにとどめる
情報が漏れてはまずいものは、公衆Wi-Fiでは接続しないようにしましょう。接続するなら、サイトを閲覧したり動画を見たりする程度にとどめるのが間違いありません。
Wi-Fiを活用したデータ通信量の節約術
Wi-Fiを活用してインターネットに接続していれば、スマホのデータ通信量は消費せずに高速で通信し放題になります。ご自宅にある無線LANであったり、外でのWi-Fiスポットが利用できる場合には、積極的にWi-Fiに繋ぐようにしましょう。
スマホのデータ通信量が契約プランの上限を超えることはなくなるはずです。
Wi-Fi環境を整え、スマホのデータ通信量を大幅に節約するようにしたうえで、スマホの契約プランを低額プランへ乗り換えるようにしましょう。毎月の基本料金が安くなり、通信費が年間で大幅に節約できますので、この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょう。